Jの衝動書き日記

さらりーまんSEの日記でございます。

至極もっともな発言だと思うが

そのまんま東知事の一連の報道を見て、いろいろもやもやがたまって来たのでここらで一度デトックス。以下3つの点でゲロって書いてみる。

顔としてもっとも

そもそも依頼は東京の比例選挙区での出馬だった。つまり自民党の顔として票を集めてね、という依頼なわけだ。だったら東京という1地区ではなく全国の顔になった方がより効果はあるだろう。つまり総裁である。そうすれば全国の応援に駆けつけられるし、全体の得票率の底上げにもつながる。自分が首相となるために、あれこれとメディアを駆使するだろうし、そうすれば民主党の勢いなど一瞬で吹っ飛ぶだろう。

逆に何故に全国の顔にしないのか?というぐらいだ。東京重視という戦略が露骨すぎるし、他の地方の得票率アップにはつながらない。東京で勝っても他で負けたら意味がないのではなかろうか。

宮崎県民としてもっとも

何せ今は知事の任期中である。それを投げ出せという依頼なわけである。しかも宮崎県で出馬するのではなく、東京の比例区の候補として。これを何の条件も無しにあっさり呑んだら宮崎県民の裏切り行為に他ならない。というか馬鹿にし過ぎだろう。県の代表者の立場はそんなに軽いものではないはずだ(もっとも国政を背負う大臣はおろか首相でさえ軽いご時世なので何とも言えないことも確かだが)。

知事を途中で放りだして東京へ向かうにはそれなりの説得材料が必要である。そう考えると高々一つの国会議員の椅子の座はありえないだろう。

だが、これがもしかすると首相になれる、ときたらどうだろうか。自分の県知事が首相になれるかもしれない。ならば仕方がない、と折れてくれる人の方が多いのではなかろうか。そしてそういう人は、宮崎県の比例区にも自民党に投票するだろう。それが単なる東京の比例区候補ならば、少なくとも宮崎県の得票は諦めた方がいいのは自明なことだ。

候補ですよ?

ここが一番肝心なのだが、総裁候補にしてくれと言っているのである。総裁にしないと出馬しないとは言っていない。つまり自民党の投票できっちりと戦い、それに勝利した暁に総裁になると言っているのである。至極もっともではないか。立候補するのにそもそも何の制限もない。年さえあれば資格などいらないはずである。そもそも選挙もそうではないか。

しかもわざわざ知事を辞めさせてまで引き込んだ人材である。推薦人の10人ぐらい普通に用意出来ないのだろうか。それが何故一様に馬鹿にした反応ばかりなのだろうか。出るのは自由ですけど、結果は知らないよ。それでいいと思うのだが。

と、書いてみたが、政治家サン達の反応を見るにつけ、タレント候補を馬鹿にしている、見下しているという本音を見れ、あぁやはりこの人達は傲慢な人ばかりなのだな、と再確認出来たことでよしとする。そのまんま東の真意も別にいい。わかるわけもないし。