仕事に飽きたので、ちょっと一息つくついでに夢想などをひとつ。
ゲーム業界はずいぶんキープレイヤーが増えてきたなと思う。
任天堂、SONY、MSのように自社製品のゲーム機を中心とした遊びを提供する勢力、いわゆるゲーム機(据え置き型、モバイル型)の勢力。
Apple(iPhone/iPad)、Google(アンドロイド)のように、自社の製品自体に幅広いライフスタイルを提案し、ゲームもその一つとして提供する勢力、いわゆるスマートフォンの勢力。
Gree、mixi、モバゲータウンのように、人々のつながりをサービス化(見える化)し、そのつながりの手段としてゲームを採用している勢力、いわゆるSNS事業者の勢力。オンラインゲームの提供社等も、まあ、サービスが自社製品のゲームに特化したと言う点が違うだけで、SNS事業者の勢力に入るとは思う。
とは言え、ゲーム機だって、ゲーム単位ではオンラインにつながるようにはなっているし、外につながると言う点ではあまり垣根はないのかもしれない。
でも、何故かその世界は狭い感じがするのだ。
ゲーム機の場合は、オンラインで遊べるといっても、あくまでもそのゲームだけの話だ。せっかくオンラインゲームで遊び仲間を見つけたとしても、次のゲームで一緒に、とはなれない。もっとも、ゲームシステム自体が異なるのでそのつながりを保つのは難しい。ゲームを離れた時点が縁の切れ目となるのはよくあることだ。確かに家の中だけでやるよりも世界は広がったかもしれないが、そのゲーム内限定となることで狭くなった感じもする。
だからこそのSNSなのですよ、という感じもする。確かに人々とのつながりが売りのサービスであるので、ある意味当然ではある。縁も一つのゲームが終わったところで切れるわけではない。しかし、こっちはこっちでまた狭さを感じるのである。
それは、そのSNSが提供しない遊びは遊べないと言う点だ。SNS事業者がプラットフォームを提供する関係で、そこに存在しないもの、対応出来ないものでは遊べない。人のつながりを閉じたものにするのは別にいい。正直オープンな関係は苦手だし、気の合う人達だけでつながりが持てればそれで十分だと思う。しかし、自身の行動まで閉じたものにされるのは何か嫌だ。自身の選択が狭められているような感じになるためだ。基本的に囲い込みと言う言葉はくそ食らえとか思ってしまう。
人々とつながるのが主題なのに、どうしてお互いのサービスでつながれないのだろう。世界はまだ狭いままなのだ。
、というわけで、こういった人々のつながりに特化したSNSはなないものかなっと。それと各ゲームが連携出来れないいなとふと夢想してみたわけです。
サービスとしては以下のようなものを提供。かりにゲーマSNSとでも呼ぶことにしようか。
- プレイヤーのゲームプレイ情報の一元化
イメージとしては、大まかな情報をゲーマSNSで送信した上で、ゲーマSNS上でそれを加工出来るイメージ。レイアウトなどをカスタマイズ可能。
- フレンドリストとの連携
- フレンド申請の連携
- その他SNSでよくあることの機能
- フレンド登録している人が新たに始めたゲームの通知
- 簡単なチャット機能、掲示板
あとは前提として、ゲーマSNS上ではゲームは提供しないなど。これやっちゃうと囲い込みになっちゃうから。
と、いろいろ夢想してみた。
APIが出来ればFacebookで実現出来そうだけど、Facebookの視点からは無駄な機能満載なので多分無理だろうなぁ。ゲームに特化したSNSだし。
個人的には任天堂とGoogleが提携して作ってくれないかな、なんて思ってたりする。任天堂は、上記で上げたゲーム単位のつながりという問題が解消できるし、GoogleはFacebookにSNSサービスとして対抗できるし。まあ、DSとアンドロイドがモバイル型で被るというのはあるけど、ジャンル的に棲み分け出来ると思う。いっそのことDSとアンドロイド合体させたらどうだろう。
と、いうわけで誰かこんなの作ってください。作りたい人いれば是非手伝いたいです(まあ、スキルが見合わないかもしれないけど;;)。