Jの衝動書き日記

さらりーまんSEの日記でございます。

今週の出来事など

あの震災から早くも2週間も経過した。起こったのがずっと前のような気もするし、夢だったような気もしてくるが、今も続く計画停電で、それが幻だと気付かされる。原発事故も予断を許さず、ここ2週間明るいニュースなど何もない。だがきっと、日常と化してしまえば、時間が経てば、きっと忘れてしまうのだろう。
まあ、だからというわけではないが、自分の身の回りの事をちょっとづづ書いておきたくなった。今の気持ちは、一年後みたらどう変わっているのか。そういう検証でも使えそうだし。Twitterであれこれつぶやいているが、過去のものは追いづらいし、整理もしにくいので不向きだと思った。
まあ、完全な私事なので、文字通り日記である。だが、流石に毎日は書けない(ネタがないから)ので、一週間ぐらいのスパンでとりあえずあれこれ振り返りながら書いてみることにする。・・・続くかな・・?

今週の雑感

2011年は2012年に比べておとなしくなる年だという見方が多かった。来年は色々な国でトップの選挙が行われるので、パワーバランスが強い変動が起きる年になりそうだけど、今年は特にイベントはない、と。
しかし、蓋をあけてみれば、中東でデモはおきるは、エジプト政権は倒れるは、リビアは内戦状態になるわで大激動。にぎやかな年になりそうだと思っていたら、まさか日本から2011年のトップニュース入りする話題を提供するとは。しかも単なる話題ではなく、各国の政策に強い影響を与える事項だったのだから驚きだ。日本がこんなに世界に影響を与えたのはかなり久々な事なのではないかと思った。日本発の課題。それが世界に強い影響を与えている。日本が上手く解決出来れば、多分日本は世界にも強い影響を与えることができるけど、出来なければ、日本の中からだけでなく、世界からも強い干渉をうけてしまいそうだ。
2011.03.11は間違いなく、歴史の教科書にのるような転換期となる予感がする。どう転換するのかはわからないけど。

計画停電のこと

自分の住んでいる地域はどうやら第2グループだということがようやくわかった。何せ帰宅後が真っ暗だったので。だが、周りが暗いと慣れるせいか、全く見えないという状態にはならない事は意外ではあった。懐中電灯はあるに越したことはないが、携帯電話で十分代用は可能だった。
また、ガスはきちんと通ってるので、お湯など沸かしながら、ガスの火をぼぅっと眺めていた。少々危ない人かもしれない。キャンドル灯とかは買っておいてもいいかも。暗闇も楽しみに変わりそうだから。
駅から降りた時、周りが真っ暗だったときは正直ビックリした。電灯も着いておらず、そんな状態になるのを見るのは初めてかもしれない。まあ、よくよく考えてみたら、昔はみんなこれくらい真っ暗だったんだよね。というか、田舎に行けば普通の風景だ。ならば、計画停電の時は空を見上げてみようか。きっと星はいつもよりは綺麗にみえるに違いない。曇ったら意味ないけど。

余震の事など

もうちょっとの揺れだと誰も動じなくなった。ある意味怖い現象ではあるが、確かに震度3程度ではもういちいち驚いていられない。グラグラ揺れてもそのまま普通に寝てるし、食事の用意もする。まあ、豊洲のビルはよく揺れるので勘弁して欲しいのは確かではある。
だが、必要最小限の事は必ずするようにもなった。外出する時は、ガス元栓閉めて、ラジオ、携帯、携帯の充電器、預金通帳等。その用意をしなくなった時、それがきっと震災から開放される時なのだろう。いつになるかわからないし、ずっとこのままかもしれない。まあ、最低限の用意は別にしといて損はない。

放射性物質の事

ここ一週間で急速に原子力関係の知識は付いた気がする。でも、きっと2週間ぐらいすればほとんど忘れちゃうんだろうね。でも、意識しなくなるということは、状態が落ち着いてきた証拠でもあるのでそれはそれでいいのかもしれない。
だけど、安全とは、あくまでも想定の範囲内であること。リスクは想定内の事でもあってもその発生頻度とコストの関係で無視したものもたくさんあること。リスクを無視するのは状況により構わないが、代わりに原因はともかくとして、発生した場合のシュミレーションと対処方針はきちんと決めておくこと。以上の事は忘れないでおこうと思う。また、原発の事故の記憶が薄れてきた時に、原発再開となった場合に備えて。もっとも、これは原発以外でも言えることではあるけど。
個人で考えるとしたら、間近に確実な死が迫った時に取る行動指針ということだろうか。今の気持ちとしては、「最後の最後の瞬間まで絶対に諦めない」「恥と思うことはしない」これぐらいだろうか。まあ、実際にその状況にならないと意識はできないけど、今回の震災でよりリアルに意識せざるをえなくなったことは確か。それに恥は主観に過ぎないからあんまりあてになる指針ではないかもしれない。だが、心のブレーキとしては有効なのは恥の意識だとは思う。

本のことなど

リファクタリングをようやく読み始めた。ワクワクしながら読める技術書に出会えると幸せな気分になれる。とりあえずじっくり読むのが自分のスタンスだが、この本はその読み方で自分に合っている。読めば読むほど味が出てくる。そんな本である。会社のソースコードをこっそりリファクタリングしたくなってくるのが困りものではあるが。何せ自分のコードを含めて悪い見本みたいなコードがたくさんあるのだから。
あと、小飼弾さんの弾言を読んだ。弾さんは本を読んだら、自分にどんな影響をもたらしたかを振り返ってみろと説く。何が変わったか? とりあえず、時間を意識して仕事をするようになった。仕事にコア時間を設けるという考え方は目からウロコだった。で、コア時間以外は勉強と。正直、勉強する時間を確保することに躍起になっていたので、十分確保出来ない場合は諦めて、Web巡回などしてしまっていた。だが、仕事に集中する時間帯を設けて、それ以外は隙を見つけては勉学に励めというのは良いスタンスだと思う。実践してみると例え30分程の勉学でも意外に効果はあるものだ。意識って大事なのね。とりあえず、今週もう一度読むつもり。読んだ後、またどう変わるかな?