震災はずいぶん遠い昔に起こったような気がするが、まだ、一ヶ月ちょっとしか経っていない。数週間前は必ずやっていた、出勤前の家チェック（ガスの元栓締め確認等）も最近は、たびたびうっかり忘れることも多くなった。震災の影響の象徴だった計画停電もすっかりなくなり、東京ディズニーランドも営業を再開した。日常が戻ってきたなと実感する。夢だったのではなかろうかという気分にもなる。
ただ、そんな甘い考えも、日々の原発事故のニュースや、今も続く余震ですぐに吹っ飛ぶ。表面上は戻ってきたようにみえても、やはり3/11以前の日常に戻ることはもはやないのだ。原発問題はそんなトゲみたいなもんだ。でも、月日が経ってしまえばそんなトゲも日常の一部と化してしまうのだろう。一年後ぐらいに、果たしてどれだけの事を覚えているのだろうか。一度日常化してしまうと、ずっと前からそうだった気分になってくるものだけど、福島原発の問題もそんな感じになるのだろうか。
今期のアニメの事など
今年の春のアニメの多さは異常と言っていい。すべてチェックする程の気力はないので、絞ってみているが、そんな中でも面白いと感じたのをいくつか。
はっきりいってノーチェックだった。というより、避けていた。見た目はずいぶんアメコミ風だったので、てっきり内容もそうなるのかと。ただ、Webで評判がよかったので、見てみたら、今期のイチオシだったことが発覚。Webで配信していてくれて助かった。アメコミだと、日常を描く内容がすごくツマラナイ事が多いけど、これはそんなことはなく、普通に面白い。むしろヒーロ生活も日常の一部という感じ。ヒーローも普通の人間だし、とはいいつつ、締めるところはやはりヒーローらしくもあり、と緩急つけた表現が好きなのである。ちなみに、Webで紹介されているときは虎兎とあったので、最初はなんのことはさっぱりわからなかった。今は流石にわかるけど。
- あの日見た花の名前を僕はまだ知らない
ヒロインの一人のあだ名がずいぶんとアレだったので変に注目してしまったが、普通に面白い青春アニメだった。まだ一話しかみてないけど。小学生でガキ大将→今引きこもり、というのはずいぶんと色々きつい。まあ、バランスを失うとそうなっちゃうのかなとも思う。ただ、小学生で死んだ子が幽霊で成長するというのは色々とご都合過ぎる気はするけど、実際どうなのかは今後の展開しだい。でも、かってに改蔵みたいに病んでたのでした〜というオチは嫌だなぁ・・。
再放送を見てる。例の処女騒動で有名になった作品だけど、見てなかったので見てみた。普通に面白い。見てなくて損した気分だ。あの騒動がなければ良作だっただけに勿体無い。ただ、今も昔も処女崇拝はあんまり変わらないのね、とかも思ったり。
その他の一言
- よんでますよ、アザゼルさん。 内容のノリは色々ギリギリだけど、ヒロインのメガネっ娘が可愛いのでいいです
- シュタインズ・ゲート タイムトラベルもの？ 内容がまだよくわからないけど、主人公の中２発言が痛面白くていいです
- 日常 題名詐欺アニメ。どこが日常だ！ それ以外は、ちょっとまだ面白さの波長がまだ合いません
- へうげもの 逸品の表現がどうなるかが気になる。別番組のへうげものに登場した品物の紹介も合わせてみるといいのかも
- バカとテストと召喚獣（再放送） うん、いろいろバカですね
- 神のみぞ知るセカイ（2期） 内容はともかく、主役の人の声を今期はひっきりなしに聴いている・・・下野さん、ラーゼフォンの時よりもずいぶんと上手くなったんだなぁ
- ファイアボール チャーミング 相変わらずシュールで好き
- 電波女と青春男 まだ保留。しかし、すまき状態でどうやってピザ食べた・・・？
- ユルアニ？ 短いアニメも数撃ちゃあたる的なもの まあ、クスっと笑うのにはいいですな
- C 内容はともかく、題名短すぎ 検索ヒットしないのは色々マイナス点な気が
- 30歳の保健体育 ピーピー五月蝿いだけでいろいろ萎えてくる
あ、デッドマン・ワンダーランドと青の祓魔師（エクソシスト）はまだ見てなかった。
しかし、これだけ上げても今期のアニメのおよそ半分程度というのだから恐ろしい季節だ・・・。
