Jの衝動書き日記

さらりーまんSEの日記でございます。

ゼノブレイドクロスと寝不足の日々

 ゼノブレイドクロスのプレイ時間が200時間を越えたので、そろそろ書いておこうかというエントリ。

 さて、このエントリを読んでいるあなたに二つ質問がある。

  1. あなたはWiiUを持っている?(YES/NO)
  2. あなたはRPGが好きである?(YES/NO)

 両方ともYESのあなた。こんなエントリなんて読んでないでさっさとゼノブレイドクロスを買いに行くべし!  以上!
 あ、1がNOだったとしても、本体とセットのもありますよ(私もそうだったり)。


 まあ、前置きはこんなところにして、本題に入ろう。本作品、ゼノブレイドクロスはWiiで登場したゼノブレイドの続編ではあるが、ストーリ的な繋がりはないためやってなくても問題はない。プレイするシステムが似ている程度のつながりである。とは言え、未プレイの場合は3DSの方でもプレイ可能なのでやってみたらいいのではなかろうか(あのゲームが携帯ゲームで出来るなんて何とも凄い時代である)。

 ゼノブレイドの魅力は何といっても画面に移っている場所ならばほぼ何処にでも行けてしまうという点であるが、ゼノブレイドクロスになってそれは一層強化されている。行けないのは建物の中や空に映る月ぐらいだろうか(それにしても月が多すぎなような気が……。満潮時とかどうなっているのやら)。

 Mapの規模もかなり広くなっており、ゼノブレイドの3倍ぐらいはありそうだ。走り回るだけで一日が終わりそうである。もっとも、主要な場所には一瞬で移動できるため、ゲーム中でひたすら移動するだけというのはない。何だ、広くなっただけかと言われてしまいそうだが、もちろんそんなことはない。どこでも行けるという魅力が今作になってさらに洗練されているのである。

 それは何なのか。

 それを書く前にゼノブレイドクロスにおける移動方法のことを書いておこう。ゼノブレイドクロスでは、ゲームが進むと移動方法が3つに増える。一つ目はキャラクター操作による移動。二つ目はドールという大型のロボットによる移動。三つ目は、ドールの飛行による移動。大きくわけるとそんなところだろうか。この移動方法毎で楽しみもまた増えていくのである。
 
 まずは、キャラクター操作による移動。この楽しみ方自体は前作と一緒であるがそれが磨かれている。ポイントは隠密行動と敵の擬態化だ。
 なぜ隠密行動かというと、ゼノブレイドクロスでは基本的に敵との戦闘は敵に見つからなければ発生しない。なので強敵がいても避けることも可能だったりする。ではどう避けるのか? それは地形を利用して見つからないようにコソコソと上に下に移動していくのだ。いかにして見つからないように移動するか。地形をみてあれこれ考えながら操作するのは何とも楽しい。時々操作ミスして落ちてしまい、ギャー敵に見つかって瞬殺! なんてこともあったりするのだが。ゲームはクエストを受注してこなすいうことを繰り返すのだが、ときどき高レベルの敵がうろついているような――明らかにレベルに見合っていない場所に放り込まれることがある。もちろん、レベル差がなくなるまで強くなってから再トライするというのもありだが、うまく避けるルートもたいていあるのだ。そういうものを見つけるのがとても楽しい。
 あと、敵の擬態化である。今回は敵がいろいろなものに化けているため、うっかりそこに近づくと不意打ちを食らったりする。なにせ、一見ただの花がモンスターだったり、岩山だと思っていたのが突然盛り上がって襲ってきたり、どう見ても枝だろうと思うものが虫だったりと、いろいろあの手この手でプレイヤーを襲ってくるのだ。猪突猛進だと間違いなくやられる。わーいお宝だーと駆け寄ったら手前の岩が高レベルのモンスターにだったなんてことはザラである。ドキドキしながら各地を歩きまわるのはこれぞ冒険! という感じがしてとてもいい。

 そんな感じでゲームを進めていくが、地形的に移動が困難な場所や、討伐が困難(LV差というよりもHP量がハンパないので面倒)なモンスターなどに出くわすようになる。そこで登場するのがドールである。ゲームを進めていくと乗れるようになるロボットであるが、これを入手したらまた世界が広がる。
 車両形態になれば移動は一気に進むし、海の上を滑空するのはとても爽快だ(キャラクター操作の場合は泳ぎなので遅いし)。また、キャラクターでは届かなかった場所もジャンプで届くようになる。ドールを入手した当初はピョンピョン飛び回ったものである。だが、Mapが狭く感じるかというとそういうわけでもなく、むしろドールサイズでちょうどいいぐらいの大きさだ。思う存分世界を堪能できるというものである。また、ドールがいれば大型モンスターも討伐しやすくなる。ゼノブレイドクロスではキャラクターの10倍以上のサイズの敵もうようよ居たりするのだが、ようやくこれで互角の勝負が出来るのだ。ゲームを進めれば、超弩級のサイズの敵も出てきたりするのでお楽しみに。

 そして、そんなドールも最終的には飛べるようになる。ドールで空を飛んだ時また世界は変わる。あぁ、この世界ではどこにでも行けるのだなということが実感できるのだ。空を飛んでも世界は狭くなるということなく、むしろ一層広大に感じるようになる。あの岩ってこんな形をしていたんだーというのを上空から眺めたり、おやあれは何だろうと降りて近づいてみたりというのが気軽に出来るのはとても楽しい。ただ、便利すぎてキャラクターの移動が億劫になってくるのが難点ではある。まあ、ドールでは入れない場所もちらほらとあるのでそこは使い分けだろう。空を飛べてしまえば強引に状況を変えれたりするので、キャラクターの隠密行動の楽しみが少し薄れてきてしまうが、だからこそ序盤でしっかりと楽しんでおくことをオススメしたい。

 さて、世界観とシステムに関して満点だと思う。だが今作はクエストの数が大幅に増えた分、メインストーリが少々大味になってしまった印象がある。これはプレイする人の好みにもよると思うが、個人的には少々物足りなく感じた。ストーリの洗練さという意味では前作のほうが上回っていたと思う。だが、まだまだクエストは残っているため、その判断は早いのかもしれない。なのでそれを探すべく今日もまたゼノブレイドクロスの世界を飛んで寝不足の日々が続くのだ。

 P.S イリーナさんはびっくりするぐらいメガネがよく似合うと思います。次点はリンちゃん。

 

XenobladeX (ゼノブレイドクロス)

XenobladeX (ゼノブレイドクロス)