Jの衝動書き日記

さらりーまんSEの日記でございます。

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2019函館

競馬めし

6月はちょっと競馬はお休みしていたが7月になってまた再開する。

7月は函館だ。本当は前週の連休中に参加したかったのだが飛行機代がまったく安くならなかったので函館開催最終週の参加となった。

計画を立てた当初は7月だからさぞ暑くなるだろうなと思っていたのだがこの梅雨空模様である。まあ、競馬的には涼しくていいのだけど。

 

7月20日　前半戦

函館には飛行機で行くわけだが出発時間が早くて大変だ。5時半には地元の駅に着かねばならないので4時半起きである。ここ最近仕事がちょっと忙しくなってきたこともあり十分な予想が立てられていないのが心配だ。もっとも十分時間があっても予想が当たったことなどないのだけど。しかし旅というのは準備もまた楽しいものでありその楽しみをしそこねたのは残念だ。

飛行機は遅れることもなくあっさりと着いたがその後乗るバスを間違えてちょっと歩く羽目になってしまったがそれでも2R開始前ぐらいには函館競馬場に着いた。5Rから参加予定なので（はやく参加しても予算がない……）函館競馬場の散策と行こう。

函館競馬場自体はずいぶんとコンパクトで今まで訪れた競馬場の中では一番小さいのではないだろうか。グッズ販売店も店がなく特設コーナ扱いだったし。

だがなかなか特徴があるところでもある。まずパドックだが建物の壁が一面ガラス張りになっており椅子に座ってそのままゆったりと見ることができたりする。ちょっとしたシアターのようだ。

またパドックとレース会場の距離はとても近いためほぼ全レースにおいてパドックで騎手が騎乗して回る姿を眺めることができる。他の会場では前走の騎手はパドックで乗らないまま会場入りすることもあるのだがここではそんなことはない。

最大の特徴はパドックからレース会場へ移動する様子を脇のスロープで見ながら移動できるのだ。これは他の会場にない魅力だと思う。パドックから会場入りまで馬を見送り返し馬で颯爽と駆けて行く様を見るのは楽しいし、その先に見える函館山はとてもきれいだ。ただ馬は歩くの早いのでゆっくりは見れないし走るのは禁止なので慌てずに。

さて、レースの前に昼食だ。

本当はＣｏＣｏ壱番屋の函館ざんまいカレーというのにしたかったのだがやっていなかったので適当にいなり寿司と太巻きセットを買った。

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これから豪華にできるかどうかは今後の展開次第である。

では勝負開始！！

……ヤバイ。これはかなりヤバイ！

土曜日は8Rしか参加できないのに複全滅が3回って……。当然昼食を追加できる状態のはずもなく、というか今日の夕食代の心配をしないといけない状況だ。

だ、大丈夫だ。特別レースで勝てばいいのだ。

…はい。駄目でした。11Rのワイドは人気馬同時の組み合わせなので大した配当もつかず、12Rは事前予想をしていなかったことを理由に通常の買い方をしたものの全滅という有様。これは酷い。

 では結果。

単勝：0勝8負

複勝：2勝6負

ワイド：1勝5負

３連単：0勝3負

残金：1410円

はい。まったくの惨敗であります。函館まで来ておいて過労ワンコイン飯とならずには済んだがジンギスカンがぁ、海鮮丼がぁ……

まあ嘆いても仕方がない。カプセルホテルにチェックインして夕食に行った。今日はラッキーピエロにする。いいんだ。ここも行ってみたかった店ではあるし。

一階で注文した後二階に行ったら度肝を抜かれた。なんだこの店内？　一瞬店を間違えたかと思うような店内だった。よくあるチェーン店の店内でなく異国のようなクラシックのようなど派手のような……って何言っているんだかよくわからなくなってきたが異色な店内であることは確かだ。棚には無数のサンタクロースが展示されている。

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注文したのはチャイニーズチキンのセットとカレー。あれ？　ハンバーガー店じゃないの？　と思ったけど他にもいろいろあるらしい。
侘しい夕食になると思ったが意外とボリューム感もあり腹は膨れたし美味かった。遠出してまでチェーン店なんてと初めは思ったが異色すぎる店内やメニューを見るとこれはこれで楽しいかもしれない。

メニューは店によって違うらしいので他の店にも行ってみたいものだ。でもそれって今回みたいに負けたということにもなるのだけど……。

い、いいんだ。勝って店の食べくらべすればいいいんだ。

さて、函館ということで函館山から夜景を見ることにする。函館自体には来たことがあるのだがそのときは残念なことに雨模様だったためロクに夜景を見れなかったのだ。

今回はどうだろうか。なんだかだんだん雲がかかり始めてきたので微妙かと思ったがライブ映像を見る限りはまだ大丈夫そうだ。でも人がとっても多い……

ちなみにロープウェイ代は別枠で出しているのでたとえ今回の勝負結果が0円だったとしても夜景は見に行く予定だった。夕食代にしてしまえばいいと思うかもしれないがそれでは競馬めしではなくなってしまうので辞める。夜景でお腹いっぱいになるんだ……

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霧が出てきて見えたり見えなかったりしたがこれはこれで幻想的な風景で楽しむことができた。ただ時間が経つにつれ霧にすっぽりと埋もれてしまったのは残念だったし、帰りは人の多さで30分待ちになったりした。何よりもカップルの多さで胸がいっぱいだ。

明日頑張ろう。カプセルホテルについて残金で発泡酒を買って誓うのだった。

7月21日　後半戦

今回宿泊したカプセルホテルでは朝食が付かないため朝市へと向かった。朝食代は最低限の500円が当初の予算だが前日の惨敗ぶりもあって予算をやりくりしてなんとか1500円は確保した。これで海鮮丼食べられる！と思っていたのだがホテルのすぐそばにあった店は日曜日が休みだったのだった。ガーンだな。

仕方がないので函館駅前まで歩いていったが1500円で満足な海鮮丼など函館朝市で食べられるはずもない（ホテル前の店だったら行けていたのだ）。というわけでほっけ定食にした。

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ほっけはとても大きくこれはこれで満足だ。水槽で泳いでいるイカを見ると刺し身とか食べたかったなぁと未練も出てきたが仕方がない。負けたのだから。

時間は余裕があったはずなのだがゆっくりしすぎたためか会場入りしたときにはすでに1Rのパドックが開始されていた。

では勝負開始といこう。

うむむ。今日もまたイマイチか。でも4R終了時点で昨日よりも獲得金は多い。ちょっと気は楽になった。とはいえ単勝がないので昼食は控えめにする。

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焼きそばだけだとちょっと寂しいのでイカメンチを単品で買った。

そして小休止。ここ函館競馬場はコンパクトでいいのだがパドックを見た後に馬券買いに行くときには階段を登らないといけないし間近に観戦するときはまた階段を降りないと行けない。移動距離こそ少ないが昇降する段は多いのだ。パドックから会場まで馬を見送ったあとに馬券を買うときにも階段を登らないと行けない。ちょっとしんどい。

あと函館競馬場で気がついたことがひとつ。函館空港が近くにあることだ。そのため着陸するときは競馬場の上を轟音を立てながら過ぎていく。パドックの周回中もあればレース中のときもある。馬はただでさえ繊細なのに飛行機の轟音とか大丈夫なのだろうか？　と思っていたら案の定パドックでちょっと落ち着きをなくした様子の馬がいた。良くも悪くもこれもこの競馬場の特徴ではあるだろう。

では後半戦スタートだ。

基本には特別レースでは複勝を買わないことにしている。なので昨日のように複勝すら全滅となると厳しいことになる。ここまで全滅はないがそのかわり勝ちもない。

今日のメインレースは2歳馬のG3。実績も何もないので予想も難しい。さてどうなるか。

函館12R 単負け　ワイド負け　３連複負け

ボックスを辛うじて拾うも1・2番人気のため大した配当にならず。あぁ・・・。

では結果だ。

単勝：0勝12負

複勝：3勝5負1分

ワイド：2勝2負

３連複：0勝6負

残金：5730円

はい。紛れもなく負である。だって単勝の勝ちが一つもないのだから。逆にいえばその割には大惨事にはならなかったので多少はマシかもしれない。

なので今回は（も？）敗者めしである。だが今日は新幹線で帰るためゆっくりと夕食を取る暇もない。17時開店の店が多いがそれでは電車の時刻に間に合わないのだ。ちなみに飛行機の場合はさらに時間がない。一時間半でつくのだから21時ぐらいの便があってもいいのに。

というわけで駅弁が今日の敗者めしとなる。ハセガワストアの焼き鳥弁当が気になっていたが函館駅近くには店がなかったので断念した。函館駅の駅弁取扱が思ってた以上に少なかったのが誤算だった。函館駅前には朝市があるが逆にそのためにかえって気軽に弁当を買えるところが少ないのかもしれない。

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みかどのかにめしととんきのカツサンド。それに酒のツマミ代わりのイカかまぼこ。かにめしは正直微妙だったがカツサンドはとても美味かった。

新幹線の旅は4時間以上と長旅だったがなかなか快適だった。……すぐ近くにいびきをかいている人がいなければ……。

カプセルホテルでもいびきに悩まされたが帰りもとはねぇ……

もっともホテルでは耳栓が用意されていたし、新幹線ではイヤホンつけて音量高めに音楽を聞いていたのでさほど影響はなかったが。でもいつも何か負けた気分になって悔しい。