Jの衝動書き日記

さらりーまんSEの日記でございます。

2019 札幌+番外編

月も変わり今度は札幌へと遠征する。先月は函館で(も?)惨敗となり敗者めしとなったが札幌ではそうもいかないぞ!

ただ8月は夏休みなのでついでに旅行(というよりも競馬がついでか?)もしている。ただ競馬の日だけはいつもと同じルールで実施した。そのためか結果としてはいつもより旅費は安くなった。カプセルホテルって偉大ですね。

 

8/25 札幌戦

前日は帯広にいたので早朝に特急に乗り札幌へとやってきた。札幌から物凄く遠いし途中は辺鄙なところがあるし(何せ動物と衝突するかもしれないというアナウンスがあるぐらいだ)しばらく駅がないところもあるしで移動が大変だが、逆にいえば列車で3時間足らずで着くのだから楽なものである。

札幌競馬場へは桑園駅から無料シャトルバスが出ているのでそれになんとか滑り込む。雨が降ってきていたので乗れてよかった。

荷物を競馬場で預けて場内を散策する。今日は3Rからの参戦だが2Rからでもよかったかもしれない。思ったよりも早く着いた。今日は重賞のキーンランドカップがあるためか人が多かった。

入口のすぐ近くにはフードコーナーがある。起きたのが早かったためかお腹が空いてきた。ちょっと早いが先に昼食にしてしまおう。

せっかくだから馬場内へいきあほうどりのザンギトッピングカレーを頼んだ。馬場内でゆっくり食べようと思ったら止んでいた雨が再び降ってきた。慌てて地下通路へと避難してフードコーナーへ戻った。最初からこっちで買えばよかったかもしれない。

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ただ天候が悪いときはレースも荒れるものだ。ここらで一発久しぶりにあるか? と期待しつつレースへと望んだ。

全滅が2回で始まった。これで3Rから開始しているアドバンテージはなくなりいつもの土曜日レートと同じ状況となった。つまりはとっても厳しい展開だということだ。

その後もぱっとしない。始めは特に波乱もおきずに(そしてそのため外し)一番人気を採用したときに限ってそれが外れるというまあいつも通りの展開となった。

ちなみに今回は単勝の買い方をちょっと変えてみた。いつも1R毎1000円、うち300円を本命単勝に賭けているのだが、獲得金が1000円を越える金額で単勝を買うことにした。

これで2倍代でも当てたら損はしない。・・・まあ要するに今までは1~2倍代のものは単勝を避けて馬連やワイドとかにしていたのだがあまりにもこれらが当たらなすぎたのだ。

その成果か8Rはようやく単勝で勝ち(一番人気だが)損もしなかった。ほんと、久々の単勝だ! ようしこれからだ!

……まあ、駄目だったわけですが。10Rなんて二番人気の馬が物凄く調子良さそうだっったので単・複一点買いで賭けたのに、見事に負けました(複勝が勝ちとなったのは複勝一つしか買ってないから)。

重賞も特に波乱の結果とはならず順当に終わってしまった(それでも外したが)。

はい。それでは結果です。

単勝:1勝9負

複勝:2勝7負1分

ワイド:2負

三連複:2負

残金:3660円

あぁ、またもやジンギスカンが遠のく……。

というわけで今回もまた敗者めしとなった。ただ今回は旅行も兼ねている。敗戦の無念をいだきながらさっさとホテルへ向かいチェックインしてから軽く観光を済ました。

向かった場所はサッポロビール博物館。……えぇ、当然飲みますよね。

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飲んだビールはほろ苦くまさしく敗者の味……。買っていればここのビアガーデンでたらふく食べる!という展開もありだったのだがもちろんそんな予算も無く……。

ほろ酔い気分で去ったのだった。

さて、今回の敗者めしはアジアンバー・ラマイのスープカレー

店の入口は薄暗くもしかして今日は休日かとおもったがきちんと営業していた。店の中もインドチックでいい。

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頼んだのはチキンカレー。ここはカレーとライスが大盛り無料なのが嬉しい。敗者に優しい。お値段的にも優しかったし。オリジナルのラマイティーもいろいろなスパイスが効いていて美味しかった。

札幌競馬場は単体で行くのは難しいから(主に飛行機の時刻+予算的に)再び来れるのはいつの日になるのやら。ぜひ他会場で買って予算を確保してまた来たいものだ。

 

番外編 帯広競馬場ばんえい競馬)

 競馬めし的には番外ではあるのでが旅行的にはメインであるのがこの帯広競馬場見物だった。ここでは通常の競馬とは異なるばんえい競馬が行われているのだ。

ばんえい競馬はソリを引いて行う直線のレースだ。ただその途中には2つの山がありそれを重いソリを引いて登っていかなければいけない。

ソリの重さは600~700kgあり、馬の体重は1トン近くある。普通の競馬の二倍以上あるのだ。

帯広競馬場の大きさ自体はとても小さい。何せレースはばんえい競馬なので直線コースしかないからだ。

通常の競馬と同じくパドックの周回がありレーススタート場まで移動してレース開始となる。とはいえ最初はパドックがどこにあるかわからなかった。普通の競馬場のようなそれらしい場所が見当たらない。ゴール手前にある広場がどうやらパドックだったようだ。

まあ、そんなことは些細なことだ。ばんえい競馬の競走馬たちを見ればいろいろと吹っ飛ぶ。そのデカさに!!

え? こんなにでかいの? 北斗の拳で登場していた黒王たちがここには居た。

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左が通常のサラブレッドで右がばんえい競馬の競走馬だ。高さ自体はやや大きいぐらいなのだが横幅が違いすぎる。左の馬だって500kg近くあるのに痩せて見える……。

こんな馬たちがパドックをくるくると周回する。当然落ち着きのない馬もいればやる気がみなぎっている馬もいる。チャカチャカ足となる馬もいる。あの図体で……と思わないでもない。いきり立つ馬をなだめるのもとっても大変そうだった。

ちなみにばんえい競馬ではパドック内から入口まではジョッキーが馬にまたがって移動する。ばんえい競馬たちの通常レースも見てみたい気がするがジョッキーの命が危ないので無理だろう。

開始の合図は他の競馬場と同じだ。違う点といえば赤い旗を振る人が乗る発送台だ。普通は自動的に上に移動するが、ここの競馬場は階段で上がっていく。たぶん昔のままなのだろう。

レース開始の合図と共に一斉に馬達はソリを引いて走り出す。速さはそこまではなく並んで小走りで見れるぐらいだ。これはこれで面白い。

そして一つ前の小山の前でピタリと止まる馬たち。ここで力を溜めて一気に登っていくのだ。その合図はやはり鞭なのだがそのサイズもまたでかいし太い。そして叩き方もえげつない。ピシっという感じでなくジョッキーが全力で叩きつけるように打つ。その叩き方の様をみるとダウンタウンの笑ってはいけないの罰ゲームを思い出す。叩き方はまさしくあんな感じだ。まあ、あの巨体にはそれぐらいしないと通用しないのだろう。

坂をのぼる様は迫力満点だ。必死に登っていく馬たちに声援が飛び交う。まあ、もちろんいつもの競馬風景ではあるのだが飛び交うのは怒号だけではない純粋な頑張れ!という声援だ。

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ただここで頑張りすぎてもいけない。次の小山もあるのだ。そこも制してゴールとなる。坂を登りきろうとするときは本当に馬たちは苦しそうで声援にも力が入る(馬券が絡んでいるせいでもあるが)。中には坂を登って力尽きてしまい座り込んでしまう馬も居たりする。それでも最後には立ち上がりゴールへと向かう姿には思わず泣きそうになってしまったが。

さて、肝心の馬券なのだが買い方は通常の馬券と変わらない(馬連の名前が馬複になるだけだ)。競走馬は8~10頭。これぐらいならば3連複あたりの倍率は低くなりそうだが一番人気でも30倍だったりする。……つまりはそれだけ当てづらいということだ。

正直パドックを見ても通常レース以上にさっぱりわからない。元気良すぎると最後まで持たないのではないか? 元気がないのは坂越えられるのか? 馬体重が重いほど有利な気がするがそれだけ背負うソリの重さも重くなる。

また人気もコロコロと変わる。何せ賭ける人たちの数が1000とかそんな単位なのでオッズが激しく変動する。最初は一番人気だったのにいつの間にか5番ぐらいに落ちているなど。ギリギリまで見極める必要がある。

で、結果と言うと……単勝は一つも取れず複勝を4つ(うち3つは負け越し)取れただけだった。残金は……辛うじて夕食代を稼げた程度のお察しである。

まあ今回は番外編なので通常ルールを適用する必要はないのだが昼食に豚丼を食べてある程度満足だったので残金のみで夕食をとることにした。

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ホテルの近くにあったじゅらくという店でぶためんと餃子を食べた。たまたま入った店ではあったがなかなかよい店だった。

 帯広競馬場でもいろいろ店があったのでそこで食べたかったなぁ。まあ負けたから仕方がないけど。