Jの衝動書き日記

さらりーまんSEの日記でございます。

2023 札幌

今年もまた夏はとても暑い。正直競馬遠征などしないでクーラーで涼みながら競馬番組を見てネットで馬券を買うほうがいいのかもしれない。だが便利さに慣れてしまうと際限なく深みにハマりそうなのでやはり馬券はマークシートで買い続けている。

夏競馬は新潟・小倉・札幌とあるが小倉は一番暑そうなので札幌に行くことにした。今回は前日に旭川に行くことにしたので土曜日も最初から参戦できる。まあそれが吉とでるからわからないけど。

第2回 札幌3日目

札幌は多少は涼しいかと思っていたがそんなことはなく普通に暑かった。それになんというか暑さのピークが早い気がする。9時頃でも日差しは強い。

札幌競馬場の最寄り駅である二十四軒で降りて無料送迎バスを待つ。すでに行列ができている。冷房もないので暑い。すっかり冷房に慣れてしまったのでちょっとした暑さでも堪えてしまう。今日は重賞もないというのにこんな状態では明日はどうなることやら。ただ始発のバスには乗れなかったが次発のバスがすぐ来たのでそんなには困らなかった。

札幌競馬場も当日入場券売り場が変わっておりQRコードのレシートを出力するものになっていた。ただ札は千円札しか使えずそれ以外は窓口の方で両替する必要があるので微妙に不便だ。明日の入場券はネットで買っておいたほうがいいかもしれない。

札幌競馬場は去年も来たので久しぶりという感じはしない。ただ掛かる交通費はトップクラスである。ちょっと調子に乗りすぎたかもしれない。今年の遠征費の残りは少なくなっている。ここは是非加算したいところだ。

いつもならば昼食を取るところだが今日は初めから参戦できるのでパドックに向かった。そうだ。慰霊碑にお参りも済ませておこう。

その近くには騎手の人形と手形がある。意外と手ちっちゃいねとか通行人たちが話してたりした。

それではレース開始だ。

買い方はと今回も単複一点と馬連・ワイドで2点づつの買い方だ。馬連は多少冒険をワイドは手堅くでいくことにする。

1番人気・3番人気・2番人気と手堅いが本命は3番人気だったので撃沈。複勝とワイドを辛うじて拾うが配当はお察しである。

今日はいい天気だし荒れる気配はないか。

そんなことを考えいたら早くも全滅。まあ一番人気以外残らないとこうなる買い方ではある。

それにしても暑い。まだ10時だというのに暑さのピークが来たようだ。パドックの様子を見るのもダルい。だが馬たちも暑くて大変だろう。ここは頑張らねば。

本命は来なかったが馬連をゲット。1-3番人気の組み合わせだがそこそこついた。あぁ、暑い……

ようやく本命をゲット。競馬新聞では差し馬のようだったが逃げると見て買ったのだ。……まあ実際は出遅れ気味で差しどころか追込の位置になってしまったのだが。まあ結果オーライだ。

お昼になったがこの暑さとホテルで十分な量の朝食を取っておいたこともありそんなにお腹も空いてない。でもまあ食べれるときに食べておくことにしよう。

パドック近くの売店で煮込み丼を買った。800円ぐらいだったかな。やはりちょっと持たれ気味ではあった。

5Rは新馬戦から。一番人気は一倍台と圧倒的人気を集めている。ここは相手探しとなるところだが新馬戦の一倍台は信用しないことにしているのでここは救世主角田大和騎手に託すことにする。

しかし一着は順調通り。横山親子の馬連だった。横山武史騎手には函館で痛い目にあったのであんまり本命にしたくないというのが本音ではある。

次は本命は何とか入着し馬連もゲット。自分の予想は相変わらず振るわないが競馬新聞に大いに助けられている。相変わらず暑い。たまらず自動販売機で烏龍茶を買った。来る前に買っとくべきだった。



なんとかワイドとかを拾えているが相変わらず振るわない。まあ今までの買い方だと人気馬の複勝なので実入りはもっと悲惨なことになるのだが。

ここに来てまた全滅。拾えなくもなってきた。上位人気馬決着ではあったがこちらが選んだのは他の人気馬だった。それが尽くこない。

あれよあれよといううちにもう今日のメインレースだ。コツコツ当ててはいるのでここで単勝取れれば勝ちも見えてくる。ハンデ戦なので荒れることを期待。頼むぞ吉田騎手。

は、はやとぉぉ!! 結局の人気馬の決着となった。ハンデが軽い馬が一番人気の場合は信用しないのでそれはある意味当たったのだが馬連の相手に来てしまったのも誤算だった。

ここはもう最終レースに賭けるしかないのだがよりにもよって一番人気が一倍台と人気が集中しすぎている。人気順もほぼ競馬新聞の紙面通りといったところだ。乗りてはルメール騎手なので崩れそうもない。ここは無視できそうもないので馬単でいく。

しかし結局一番人気と二番人気のほうが来てしまった。ただ二番人気と7番人気のワイドは的中したのでこれはもしかするか・・・?

それでは結果。

単勝:1勝11負

複勝:4勝5負

馬連:2勝9負

馬単:1負

ワイド:4勝8負

三連単:1負

回収率:81%

12Rのワイドはそれなりにはついたが期待したものではなかったのでこの結果となった。惨敗である。

うーむ、やはり単勝がメインなのでそれが取れないと勝てない。馬連とワイドのおかげでこの回収率だったが昔の買い方だったら50%もいってないだろう。

それにしても暑かった。10Rぐらいからは幾分暑さは和らいだがぐったりだ。払い戻しを済ませて送迎バスの方へ向かったが行列がすごい。しかし歩く気力もないのでじっと待つ。

帰りは桑園駅の方にした。明日の分の靴下をうっかり忘れてしまったので買わないといけないのだ。こだわりがなければコンビニとかで買えばいいのだが5本指の靴下を愛用しているのでそれがほしい。ただカプセルホテルがあるすすきの辺りはオシャレな店はあるが日常的に使うような店が見当たらなかった。札幌駅の方にはユニクロがあったのでなので桑園駅にしたのだ。桑園駅にはすぐに着いた。この程度ならば歩いても良かったかも。

札幌駅に着いてユニクロにいき無事靴下をゲットできた。され今日の敗者めしの店を探すとしよう。

飲食店はすすきのの方が充実しているので店を探しつつ歩いていく。とはいえ特に引かれる店もないまま大通の方まで来てしまった。うーむどうしよう。負けとはいえそこそこはあるのでここは回転寿司でも行こうか。本当は勝ったときの店としてチェックしていたところだったがまあいい。その店へと向かった。

だが店は残念ながら満席で行列もできていた。並んで待とうか迷ったがここに来る途中で焼き鳥屋を見かけたのでそちらに行くことにした。やはり敗者はこちらである。

四文屋という店だ。カウンターが中心でやや細長い形の店だった。だが奥に長いのでそこそこの人数は入れるようだ。

とりあえず瓶ビールを頼んで何を頼むか決める。焼き物だらけだと来るのが遅くなりそうなのでバランスよくだ。

まずはもつ煮込みと豚冷製盛り。

おまかせ串5本+にんにくの芽を頼んだ。もつ煮込みはすぐ来たが冷製盛りもそこそこ時間がかかった。串物は言わずもがな。時間調整の意味で瓶ビールを頼んだわけだがコップ1杯ぐらいの残りになったぐらいにようやく来た。生ビールだと間がもたない。
味はいいので追加で頼んだ。オリジナルハイボールも頼む。甘かったがちょうどいい。

牛冷製盛りとホルモン漬けとポテトサラダ。冷製盛りは少量づつだが一人としてちょうどいい分量だ。あとはホルモン串焼きにレバゴマ塩焼き、最後にホエイ豚網焼きを頼んだ。

負けたというのに結構食べてしまった。まあ残念賞ということで。4560円。

ご飯ものが欲しくなったのでセイコマートでおにぎりを買って明日の競馬新聞をチェックしながらこっそりカプセルホテルの休憩所で食べた。

ちなみに四文屋は秋葉原にもある。同じ系列だったようだ。秋葉原の店はいつも混んでいて入る機会がなかったからちょうどよかったかもしれない。わざわざ札幌まで行ってと思わなくもないが。

 

第2回 札幌4日目

今日は朝から雨が降っていたようだ。ただ出発する頃にはほぼ止んではいた。おかげで湿度があがり蒸してより暑い。空模様は曇だというのに暑さは和らがない。

今日は札幌記念があるので当然混雑するだろう。それを踏まえてカプセルホテルの方でたっぷりと朝食を取っておいた。これで昼食を逃しても大丈夫だろう。でもちょっと食べすぎたか。苦しい。昔みたいには食べれなくなってきている。年を感じてちょっと悲しくなる。

今日もまた二十四軒駅へ行った。昨日よりもかなり早めにいったのだが機能以上の行列ができていた。これは初便で乗れそうもない。歩いてもさほど遠くないので歩くことにした。腹ごなしにもちょうどよい。

二十四軒から向かうと途中に市場があり競馬場はその先にある。競馬場に着いて混雑を覚悟したが思ったほどではなかった。昨日よりは断然混んでいる。入場券はネットで買っておいたのでスムーズに入れた。基本的にはもうこっちでいいかもしれない。回数券がまだ残っているので入場券が200円のときはそっちを使いたいけど。

慰霊碑にお参りを済ませてパドックで周回を待つ。所々雨で濡れており微妙に不便だ。座れないし。まあそのうち乾くだろう。

ミストが出始めて馬たちがやってきた。それではレース開始だ。

本命を外すが馬連をゲット。ただ1-2番人気でしかも1番人気は1倍台の人気。配当はとてもしょっぱい。

札幌競馬場も函館競馬場のようにターフの手前の観戦場所には芝生がありレジャーシートを敷ける場所と敷けない場所で分かれている。右側はすでにびっしりと埋まっていた。芝生の上だから直にすわってもいいが今日は湿っているのでできない。足の疲れは取れるだろうか。馬場もダート・芝ともに稍重だ。ただ洋芝は乾くのが早いとのことなので札幌記念のころには良場になっているかもしれない。

またも本命は外すがワイドを拾う。もっとも相手がやや人気薄だったので配当は1Rと比べるとかなりよかった。

次も本命を外すが馬連とワイドをゲット。勝っているのは上位人気馬だが人気薄も入着と稍重らしい結果となっている。本命ちっとも入着してくれんけど。

ようやく本命が入着。でも今度は馬連・ワイドを外す。本命が2着だと馬連は必ず外れてしまう買い方なので仕方がない。

お昼の時間となったが案の定食事処はどこも混んでいる。水分補給程度に止めパドックで小休止しようと思ったがこちらも混んでいる。うーむどうしよう。ふと空いた扉が隣同士になってできた隙間にいるといい感じで風が流れてくることに気がついたのでそこで休んだ。人の波の中洲ともいえる場所なのでうまいこと邪魔にならないし。

次は新馬戦であるためかかなり人が増えてきた。だが福島競馬場のときみたいに携帯のネットが不通になることはない。さすがにこちらは都会ということだろうか。

このレースでは一番人気と二番人気がともにキタサンブラックでオッズも拮抗していた。本命を絞れなかったのでいっそのことこの2頭で勝ったのだがそれがそのまま当たった感じ。まあ配当はたかが知れてはいるけど。

本命はまたも外れワイドを拾うのみ。まあ一番人気がまた一倍台なので元々可能性は薄かったけど。

ここに来て全滅。まあ当然かもしれない。なにせ勝ったのは14番人気だしその後は16番人気と9番人気。単勝万馬券なのは当然のこと三連単はなんと1773万馬券の大穴レースだったのだかから。よくこんなの買えたな……

8Rは少頭数のレースなので予算は11Rに回すことにしてここはスキップすることにした。馬連万馬券なのでそこそこ荒れたがまあ買えなかっただろう。たぶん。

馬場は回復するかと思ったが稍重のままだ。しかも雨もときおり降ってくる。そして湿度がまた高くなるから暑さは一向に収まらない。札幌記念はさてどうなることやら。

相変わらずワイドで命をつないでいる。今日は本命が全く来ない。

そしてまた全滅。うーむ本命が入着しないなぁ・・・。

さていよいよ札幌記念だ。

本命は去年の勝者であるジャックドール。逃げ馬が居るが去年のようにまた最後にかわして勝つと予想。対抗はソーヴァリアント。逃げ馬候補としてはトップナイフが逃げるかもしれない。騎手の横山和生騎手はこの馬で逃げで勝ってたし。プログノーシスの追込は札幌競馬場では捉えきれないで入着となりそうだ。などと考えてみた。さて結果は。

今日は本命にするとその馬が呪われるのかもしれない。まさかジャックドールが着外になるとは。トップナイフが期待通りには逃げなかったが入着はしたので三連複は万馬券となっていた。ジャックドールを外したものも勝っておけばよかった……。ケチったのが悔やまれる。

こうなれば最終レースに賭けるしかない。本命は穴馬にして一発逆転に賭ける……!

はい。だめでした。穴馬セールは7Rで売り切れになった模様です。

それでは結果。

単勝:10負

複勝:1勝8負

ワイド:5勝6負

馬連:3勝8負

三連単:1負

回収率:44%

単勝が一つも勝ってない…… これはひどい。あーでもジャックドール着外とは…… 稍重とはいえかなり馬場は悪かったのだろうか。失速した理由がいまいちわからない。故障したかと思ったがそれは大丈夫だったようだ。残念。

札幌記念は終わってみれば新鋭が花開く舞台になったようだ。勝ったプログノーシスの飛躍に期待しよう。

帰りも当然の如く送迎バスは混んでいるのでまた歩いて帰った。昨日と同様に食事には便利なすすきの方面に向かった。ただチェックしている店はやってなかった。今日はだいぶ負けてしまったので入れる店は限られている。探し回ろうにも疲労がどっと来たのでもうさっさと新千歳空港に行くことにした。空港で何か食べればいいだろう。

空港に着いたらまずは汗びっしょりのシャツを着替えてサッパリした。店を探したがやはりどこも混んでいる。まあちょっとぐらい待ってもいいかと思ったが閉店時間が思いの外早い。うーむどうしようかと思ったらフードコートがあったのでそちらにした。ビールも飲めそうだ。

ユン家の食卓のヤンニョムチキンビールセット 1045円とインドカリーダイニングのジンギスカンスパイスカリーライス 1375円。窓口が同じだったので同じ店かと思ったら別々の店だった。本当はビールセットはカレーの方で買おうと思っていたのだが受付を間違えていた。まあこちらにもビールセットがあったのでちょうど良かったけど。

ほろ酔い気分で搭乗ゲートへと向かった。最終便なのでだいぶまだ時間に余裕はあるが適当に時間を潰せばいいだろう。

……しかし最後に波乱が待ち構えていたのだ。

予定外の帰宅

なんと帰りの飛行機の到着が遅れており出発する時刻も遅くなるそうなのである。待って。空港に着けるのはいいけど電車は……? 元々終電ギリギリなので乗れそうもない。ほろ酔い気分はサァーと覚めてしまった。

さてどうしよう。タクシーで帰るにも1万円以上はかかりそうだ。だがその持ち合わせがない。競馬遠征はいつも予算ギリギリなのだ。勝っていれば使わないでもないのだが敗者の身にはとても厳しい。

JALの方もかかった交通費は後日精算できるようにすると言っていたが5000円までだ。それでは帰れない。まあどのみち持ち合わせがないから帰れないけど。まあキャッシュカードやクレジットカードはあるので帰ろうと思えば帰れるが使いたくない。敗者に鞭打つ行為だし。

いっそ空港で一晩過ごして始発で帰ろうか。でも空港開いているのだろうか?

調べてみたら第一・第二ターミナルは閉まってしまうらしいが第三ターミナルは国際空港なので二十四時間開いているとのことだった。ならばここで始発まで待つことにするか。なぁに、iPadに入れてある漫画を読めば一晩ぐらいあっという間だ。金曜日だとうっかり読み始めて朝になっているなんとことよくあることだし。

こうなるといっそのこともっと遅れてくれたほうがいいのだが一時間半程度の遅れで出発となった。羽田空港には0時30頃着いた。

さて第三ターミナルに向かうことにしたが、はて?どう行ったらいいのだろう。第二ターミナルは確か連絡通路があるからそれでいけたけど第三ターミナルはそれあったっけ? 到着ロビーでウロウロしながら案内を探すと通路はないようだった。

通常はターミナル間で連絡バスが運行されているようだ。でもこの時間でもまだ運行されているのだろうか。確認のため一度ロビーの外へ出た。出てしまった。そう。すでに閉館されているため一度出るともう入れないのだ。館内はまだエアコンが聞いているが外は暑い。最悪この中を歩いて第三ターミナルまで向かわないといけないのだろうか……? 暗澹たる気持ちでバス乗り場の方へ向かう。

すると係の人らしき人がいた。すがるような気持ちでバスが運行していないか聞いてみる。すると通常はすでに終わっているが臨時便が出るとのことだった。ただその臨時便は国際便に乗り換える人達のものなのでその人達が優先で余裕があれば乗れるとのことだった。

たぶん大丈夫ですよと係の人は言ってはいたが思ったよりも大人数の人々がやってきた。乗れるか不安になったが何とか滑り込むように乗ることができた。第三ターミナルまでは意外と距離があったのでこの熱帯夜の中を歩くのは大変だったに違いない。

こうして無事に第三ターミナルに着いたがもう一仕事残っていた。座れる場所を探すことである。国際便を待つ人や自分と同じように始発を待つ人達がいるので空いている座席を探すのも一苦労だった。入り口付近はほとんど埋まっていたが出発ロビーの方はそれなりに空いていたから助かった。

あとは予定通りモノレールの始発時刻となるまで漫画を読みながら過ごし体が痛くなりながら(特に尻が)なんとか乗り切った。降りていたシャッターが上がり始めたら待ってました!とテンションが上がってきた。完全な徹夜テンションである。

今日はすでに月曜日である。これから出勤の人もいるのだろう。そんな中帰路へと着く。その後はトラブルもなく無事帰宅できた。そういえば初めての朝帰りだったか。風呂を沸かすのは億劫だったのでシャワーを浴びたあと倒れ込むように寝た。エアコンが本当にありがたかった。